北欧/デンマークを代表する建築家アルネ・ヤコブセンがデザインしたシティーホールクロック。1955年にロドヴール市庁舎用として開発され、その後無駄のないレイアウトと優れた視認性が評価され、様々なサイズやバリエーションが派生したモデルです。永く愛され続ける秀逸デザインを実感できる逸品です!
近年、注目を浴びる北欧/スカンジナビアのモダンデザインも個性色々、ご紹介する"シティホールクロック"は当時のモダニズム思想が色濃く反映されたグラフィックが魅力。公共の場に相応しい実用性と普遍性は約半世紀経った現在も色褪せず、むしろ最近のモノにはない端正な表情に魅力を感じる方も多いのでは?
公共の場に飾る壁掛け時計として見易さ《実用性》を追求したストイックな形状。判読性を重視した結果、用いられた色彩は濁りの無い"ピュアホワイト"と反射の無い"マットブラック"のみ。針もアワーマーカーも全て長形のトラック形状(秒目盛りは丸)だけという潔さ。くっきりとしたコントラストで薄暗い部屋でも判読性に優れ、読みやすさはバツグン!!どのような壁も違和感なく馴染むシンプルフォルムと相まって、インテリアとの相性は考える必要なし?!
ミニマリズムとモダニズムを兼ね備えた、想像性豊かな作品です。素敵なクロックで心地よい空間をお楽しみください!